股関節の検査
こんにちは~
今日は夏の暑さを思い出すような気温でしたね~
明日は少しお天気が崩れるようで
体調管理に気を付けて
秋を楽しみましょう♪
さて、当院ではほぼ毎日のように
レントゲンを撮りますが
整形外科の病気に関連するケースが
少なくありません。
足を引きずっている、びっこを引いている
足を挙げっぱなしにしている、
触ると痛がる、腫れているところがある
など症状が出ている場合には
様々な検査の一つとしてレントゲン
検査があるのですが
今日は全く症状が出ていない子の
レントゲン撮影をしました。
えっ?
イヤイヤ何とな~く撮ってしまったわけでは
ありませんよ~w
ワンちゃんの「股関節形成不全」
という病気をご存じでしょうか?
遺伝的なことや生活環境が原因で
股関節に緩みが生じて
時には亜脱臼や脱臼を繰り返し
関節炎が進行してゆく病気です。
中・大型犬で多く見られる病気ですが
ワンちゃんによっては遺伝的に発症
しやすい犬種・血統があります。
病気が発症する前に
股関節の状態を評価して
今の生活環境を見直したり
交配について再検討したり
今後の備えをしたりするための
一情報を得るということが目的ですね。
検査機関に関しては
https://www.evina-dcc.com/cokansetsu/
に掲載してありますので
ご覧くださいね。
提出する検査機関によっては
撮影時に麻酔が必須であったり
そうでなかったり…
特別な器具を使用する必要があったり
そうでなかったり…
その方法は様々です。
撮影をするにあたり
細やかなルールがあり
それに則っていない場合は
後日再撮影になることもあります。
(当院では経験ありませんが…)
今日検査を受けた子は
性格がとっても穏やかで優しい子!
でしたので
鎮静薬や麻酔薬などを必要とせず
比較的短時間で撮影することが
できました♪
原則的には予約制となっています。
ワンちゃんの身体の大きさに関係なく
もちろんネコちゃんも
「検査機関に出したいほどの
気持ちはないんだけど~
股関節の評価をしてほしいなあ~」
という場合でも
お気軽にお尋ねください。
堀